2021/03/25 追記
今年も「筑波山麓わた部」の針仕事の講師を務めさせていただきます!
秋までに、運針の練習も兼ねて“もんぺ”を作り、
冬に向けて、綿を入れて“腰ふとん”を作ります。
まずは“もんぺ”です。
“もんぺ”といっても実に色々な形があります。
骨董市や古着屋さんで手に入れた昔のもんぺを眺めながら
「ここはこうしてあるから履きやすい」とか、
「こうやって裁つと生地に無駄がないんだ」など
研究するのはとても楽しい時間です。
作った方の工夫や生地のやり繰り等、大変勉強になります。
今回、わた部でつくる“もんぺ”は昔ながらのもんぺにしました。
写真だとわかりにくいのですが、実は前身頃は一枚の布。
どこにもはさみを入れていません。
これに後ろ身頃と、後ろ身頃の一部を三角に裁ち落としたマチをつけます。
こうやって作るとまったく端布が出ないんです!
生地巾を生かして無駄が出ないようにやり繰りする。
直線を縫い合わせるだけで立体的なかたちになる面白さ。
そんな和裁の技術と、昔ながらの知恵や工夫をお伝えしたくてこの型を選びました。
最初は抵抗があるかもしれませんが、履いてみると実に動きやすくて機能的。
風通しも良くて夏の畑仕事にはぴったりなもんぺ。
出来上がったもんぺを履いてみんなでわた畑に出るのが、今から楽しみです。
ご参加くださる皆様、一緒にがんばりましょうね!
わた畑でお待ちしています!
わた部の参加申し込みは本日が〆切ですが、若干の空きがあるようです。
興味がある方は問い合わせてみて下さい。
問合せ先→
筑波山麓グリーン・ツーリズム協議会